スポーツマウスガード(マウスピース)|かみきたデンタルクリニック|東大和市立野|上北台駅徒歩5分

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スポーツマウスガード(マウスピース)

スポーツマウスガード(マウスピース)|かみきたデンタルクリニック|東大和市立野|上北台駅徒歩5分

スポーツマウスガード(マウスピース)とは

マウスピース

スポーツマウスガードとは、マウスピース、マウスプロテクターとも呼ばれ、主にボクシングやラグビーなどのコンタクトスポーツで生じる外傷から、歯や歯ぐき、顎の骨などを守る口腔内装置です。弾力性のある軟らかい材料で上(上顎)の歯全体を覆うように作られており、材料自体が外部からの衝撃を吸収することで口内を保護する役割を果たします。顎へのダメージは脳を直撃しますが、マウスガード(マウスピース)によって顎関節を保護することで、脳への衝撃が軽減し、脳震盪(のうしんとう)の発生を低下させるともいわれています。

マウスガード(マウスピース)装着の効果

マウスガード(マウスピース)を装着することで、「歯の欠け」「歯や歯根の折れ」「歯の脱臼※」などを防ぐと同時に、顎の骨折や口腔軟組織のけが、脳震盪を予防します。また、強い噛みしめなどの際に生じる咬耗(こうもう:歯がすり減ってしまうこと)なども予防することができます。

競技のパフォーマンス向上につながる効果もあります。口内をしっかり保護しているという安心感が生まれ、より思い切ったプレーができたり、リラックスし、集中力が高まったりといった心理的効果が得られます。また、マウスガード(マウスピース)によって噛み締めが容易になることで、握力や背筋力が向上したり、インパクトの瞬間や瞬時の動きにパワーが必要な競技に優位に作用したりということも利点として挙げられます。

このような様々な効果が得られるマウスガード(マウスピース)は、現代のコンタクトスポーツには必須と考えられるようになっています。

※歯の脱臼とは外力によって歯を歯槽骨に固定している組織(歯根膜)が断裂することを言います。

主なマウスガード(マウスピース)の効果

  • 歯の外傷防止
  • 口腔軟組織(口唇、舌、頬)の外傷防止
  • 顎骨、顎関節の傷害防止
  • 咬耗の予防
  • 心理的効果、運動パフォーマンスの向上

マウスガード(マウスピース)を義務化・推奨しているスポーツ

スポーツ中の外傷から歯を守るために、マウスガード(マウスピース)の装着を義務化、推奨しているスポーツは多くあります。

装着が義務化されているスポーツ

アメリカンフットボール・ボクシング・キックボクシング・総合格闘技・テコンドー・ラクロス

一部装着が義務化されているスポーツ

ラグビー(13~19歳)、アイスホッケー(U‐20)、フィールドホッケー(中学生のみ)、空手(組手)

装着が推奨されているスポーツ

野球、ソフトボール、バスケットボール、サッカー、ハンドボール、バレーボール、テニス、陸上競技(投擲:円盤投げ、砲丸投げ、槍投げ、ハンマー投げ・跳躍)、レスリング、ウェイトリフティング、柔道

体がぶつかり合うコンタクトスポーツ以外でも、歯の外傷はよくあります。球技では、飛んできたボールがあたったり、相手の足でけられたり、あるいは隣にいたプレーヤーが振り回したバットやラケットとぶつかったりして、歯や顎の骨が折れる事故がしばしば報告されます。ルールで義務化されていなくても「自分の身体は自分で守る」ことが基本です。安心して思いっきりプレーを楽しめるように、特別危険なスポーツでなくても、マウスガード(マウスピース)を装着することをおすすめします。

マウスガード(マウスピース)製作の流れ

マウスガード(マウスピース)の作製にあたり、まず口腔内の状態を把握するため、レントゲン検査やむし歯の有無等を確認させていただきます。マウスガード(マウスピース)を作製した後にむし歯の治療を行うと、歯の形状が変わり、マウスガード(マウスピース)が合わなくなる可能性があるため、むし歯治療を優先させていただくことがあります。

1

口内の検査

2

レントゲン撮影

3

むし歯や歯周病があれば、優先して治療します

4

上の歯の型を取ります

5

完成後、マウスガード(マウスピース)を実際に装着し、適合や取り外しの確認をします

歯科で作製するスポーツマウスガード(マウスピース)は保険適用外で自費診療となります。